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それ、ナシでしょ? アリですね!

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アタクシの住んでいる山形県の庄内地方では、「日本ナシ」が生産されています
 
「日本ナシ」??
 
改めて言われると、なんじゃそりゃ?って思いますが、どうやら「洋梨」に対抗する言葉のようですねぇ、これ
 
手元にある山形県の2018年の資料によると、山形県全体で結果樹面積は123ヘクタールで、そのうち、庄内地方は7割を占めている……などと書いてありますね……よくわかりませんなぁ。そもそも「結果樹面積」とはなんだべ?
 
農林水産省のHPによると、「結果樹面積」ってのは、「栽培面積のうち、生産者が果実を収穫するために結実させた面積をいう」そうです……。って、ますますもって、何が何だか良くわかりません。こんなん意味不明なものを税金つかってまとめてんかいっ!よくわからん世界だわ~

ま、それはともかく……
庄内地方では「刈屋梨」というのが有名です。「八幡梨」とか「あらや梨」なんてのもあるようですね。しかしこれは、ナシの種類ではなく、産地名のことのようです。「刈屋梨」は、場所的に言うと、酒田市になります。この辺りでは、なんでも明治初期からナシの栽培が始まったらしく、そこいらの農家さんは、水稲と果樹(ナシなど)という「複合経営」に150年近く取り組んでいるのだとか
 
農家の「複合経営」かぁ……むか~~し昔に、社会科で習ったような気がしますなぁ
 
で、この「刈屋梨」、昨年はとある農家さんにお邪魔しました。昨年はちょうど収穫直前に台風だか何だかがあって、結構、実が落ちちゃったんですな。そんな時期でしたね~。そこで「なんで刈屋の梨って有名なんですか?」と聞いたら、刈屋地区ってのは、昔は何度も川が氾濫していたところで、土地が肥沃なんだとか。それで、良い梨が採れる……な~んて話でしたね
 
ナシ……この「日本ナシ」は、いわゆる丸っこいヤツですね。品種としては「幸水」とか「豊水」なんてのがあるそうで、「幸水」が8月下旬から始まり、9月上旬にピークを迎え、次に来るのが「豊水」。で、晩生種の「あきづき」ってのが来て、だいたい10月上旬でシーズンが終わるそうです
ナシ(←日本ナシのことね)は90%が水分だそうで、果汁に果糖が含まれることから、「水分補給」や「熱冷まし」に効果があるんだとか。へ~~~~って話ですねぇ。さらには、あのシャリシャリとした食感は、ナシの細胞壁が厚いことから起きることだそうで、食物繊維なんかと同様に腸を刺激し、便秘の予防に効果があるんだとか……。これまた、へ~~~~って話ですね
 
で、これがまた、サクランボ同様に産地が近いってぇと、出荷に堪えない収穫物……「ハネモノ」が回ってきます。「見た目の形が悪い」とか「色目が悪い」とか「大きすぎる」とか「小さすぎる」とか「ちょっとした傷がある」とかなんとか……
 
日本人って、細かいな~~~

つくづく感心しますね。五月蠅い、というか。まあ、こちらは、そのおかげで「見目は悪いが味は特級品」というヤツを、ほとんど捨て値で手に入れることが出来るわけですから、本来はその「国民的潔癖ぶり」に感謝せにゃならんのですけどね
 
#ナシ
#梨
#和梨
#洋梨
#日本梨
#幸水
#ハネモノ上等!

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