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ガン回廊は夜明け前?
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You don't die with cancer, recently.
先日、ガンの話を書きましたら、知人の医療系ライターから早速のツッコミが入りました……
「今どきのガンは初期ガンは90%以上治る。死なない」
「検診で見つけて早期発見、早期治療」
「不安な時はセカンドオピニオン」
「いい病院選びが大事」
……だ、そうです。ま、そりゃそうですけどね。しかしながら、先日亡くなった知人も1年半前から違和感はあったけど、地元の病院で「お医者さま」に、「なんでもない」と言われれば、「そうか」と納得してしまうわなぁ。そもそも、そんなに受診する選択肢があるわけでなし
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早く見つける……ってのも結構大変なんですわなぁ。亡くなった知人のケースにしても、医者・病院側は結局のところ、1年前の見落としの責任を取るわけでなし……まあ、責任を取る、って言っても、どう取ってくれる? 患者にしてみれば、責任より先にガンを取ってくれ、って話ですわなぁ……
セカンドオピニオン……これまた、行けばいいってものでもないでしょ。医者自体が日々の診療に追われ、きちんと知識や技術をアップデートしてなかったら、何軒ドアを叩いても結果はそうそう変わらないだろうなぁ。そんな「諦め感」はあるんじゃないかなぁ。日頃、病院に行ったところで、何時間も待たされて、5分にも満たない会話して、山ほど薬出されて……。目の前にいる医者を「信頼せいっ!」って言う方が無理なんじゃね?
ましてや「いい病院選び」ったって、そもそも情報が乏しい。そりゃ、週刊誌の広告では見かけるけどね。突っ込んでくるライターもいることだし(笑)
しかし、じゃあ、山形にいるアタクシが、評判がいいからって、高松の病院に通えるか?という問題も現実的にはある。物理的にも経済的にも「治療に専念」とは、言うに易く行うに難しだ……。しかも、その「高松の病院」にベッドを確保したところで、それで完治が100%保証されているわけじゃない……
なんにせよ、すべての事は「まずはカネ次第」ってことですな。カネに余裕がなければ、そもそものセカンドオピニオンを求めることも出来ないし、セカンドオピニオンを求められた方も、カネがなければ知識から機材までも含めアップデートも出来やしない。悩ましいのは、「カネの積み上げ具合」と「100%完治」の間には、確実かつ堅固な相関性がない、ってことですよ。カネで解決出来ることもある、しかし、カネではどうにもならないこともある。経済問題じゃない、ってワケですな
問題の本質は、ココロ持ちも含めた「人間系」にある
さて、いつまで生きられるやら?
そもそも、いつまで生きたいやら?
カラダはともかくとして、ココロは健康でいたいものですな
なんか、妙なボヤきになってしまいましたがね……
あ、本文中の写真に特に意味はないです
#ガン
#早期発見早期治療
#ガンは病院選びが大事
#ココロの健康
#QOL
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