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8月, 2022の投稿を表示しています

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映画「ミリオンダラー・ベイビー」/Million Dollar Baby

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ミリオンダラー・ベイビー ☆☆/☆☆☆☆☆ 別に、すべての映画がハッピーエンドである必要はありませんが……この作品は、ラストがあまりに悲劇的(←当社比)で、見終わった後に、ど~~~~んよりとした気分になってしまいましたね Spoiler Alert! 2004年のアメリカ映画です。クリント・イーストウッドが監督・共同製作・音楽・主演(フランキー・ダン)を務め、ヒラリー・スワンクが主演女優で、ボクサーを目指すマギー役、モーガン・フリーマンが元ボクサーのエディを演じています。2005年2月の第77回アカデミー賞では7部門でノミネートされ、作品賞・監督賞・主演女優賞・助演男優賞の4部門を獲得したそうです ストーリーとしては、トレーラーハウスに住む貧しいマギーは、家庭も崩壊状態ですが、プロボクサーで活躍し、逆転人生を狙おうと、ロスにあるフランキーのうらぶれたボクシングジムを訪ねます。フランキーは最初、断りますが、旧友で元ボクサー、いまはジムの雑用係をやっているエディがマギーの才能を見抜き、やがてフランキーもマギーをボクサーとして育てることにします リングデビューをしたマギーは順調に勝ち進み、やがてはタイトルも獲得しますが、100万ドルという巨額のファイトマネーで、反則上等で、対戦を避けてきたWBA女子ウェルター級チャンピオンの「青い熊」ビリーと戦うことになります 試合はマギー優位で進んだものの、ラウンド終了後にビリーからの反則パンチを喰らったマギーは転倒、椅子にクビを打ち付け骨折し、全身不随となってしまいます…… 前半はロッキーばりの「サクセスストーリー」ですが、後半は一気に暗く深刻になります。まあ、勝ち進んでる間でも、マギーは、崩壊状態だった家族に家を買ってあげたりするのですが、家族は揃いもそろってダメ人間ばかり・カネの亡者で、せっかくの「家族だんらん」を夢見るマギーを、モノの見事に守銭奴界に突き落とします。もう、見ているこっちが切ないですわ マギーは完治の見込みがなく、カネの切れ目で家族からも捨てられ、絶望から、唯一動かせる舌を嚙みきっての自殺を図ります。一命は取り留めたのですが、最後は、フランキーが尊厳死の手伝いをし、フランキーはいずこともなく姿をくらます…… もう、かなりゲンナリとするストーリー展開です。アカデミー賞の4部門に輝いてはいますが、主演女優賞と助演男優賞

徒然なるマンマミ~ア……勝手に「人生相談」/電話魔の友人を効果的に遠ざける7つの方法

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【相談者・70代・女性】 同世代の知人女性が1日2度3度電話を掛けてきて困っています。内容は出かけた先や近所での出来事、子どもや孫の話など。1時間ほど次から次へと話をつなげるため、電話を切るタイミングがありません。そのくせ話は同じ内容の繰り返しでうんざりします。長電話を除けば、明るく活発でうらやましいぐらいの人ですが、いまは遠ざけたい気持ちです。時々、出かけた先のお土産を持って来られるのも煩わしいです。同じ地域に住み、昔からの顔なじみですが、スーパーで一言交わすぐらいの仲になりたいです。彼女は、話を聞いてくれてうれしいと言うものの、何度も同じ話や人の悪口を聞かされる私は疲れてしまいます。つかず離れずの友人は数人いるので、それで十分なのです。彼女を傷つけずに遠ざけることは出来ませんか。恨まれてもいいので、効果的な方法を教えてください 【回答例】 一番簡単、比較的手間のかからない方から順に行きますと、以下に書いた通りで、まあこんな感じです。しかし、大体の電話機には、切るスイッチや、着信拒否などの機能もあるんで、それを使えばいいだけだとは思うですけどねぇ……。大体の人間関係で言えることですが、全くの軋轢なしで、相手からの「侵害」を排除することは出来ませんよ、はい 相手に嫌われることなく、ナンとか穏便に……なんて方法はありません。そもそも「相手にとって迷惑だったかも?」なんてことにちゃんと想像力が及んでいる人は、どんなに状況が切羽詰まっても、あなたが受けているような迷惑電話をかけてきたりはしないものですから。相手が自分並みの「常識」やら「感覚」やらを持っている……と思うのは、だいたい、間違いの始まりです 自分と他人は違う生き物です。だから、わかり合えないのが「当たり前」です。「こっちが日々迷惑だと思っているんだから、少しは向こうも遠慮してくれるだろう……」。はい、その大前提が間違ってます 人は言わなきゃわからないし、言われなきゃわかりません。自分がストレスを貯めて「いい人」を演じてても、相手は「都合のいい人」ぐらいにしか思ってませんよ そんなワケで、とりあえう7つの方法です ①とにかく電話にでない 受電しているのは携帯ですか?それとも家の固定電話?番号は表示されてますか?まあ、表示されているなら、彼女からの番号には出ない。これに限ります。そうすると「もしかして、倒れてるんで

徒然なるマンマミ~ア……父よ、アナタは偉かった……ネ!

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▼倉庫に転がっていた草刈り機(刈り払い機)。どれぐらい前からあるのか不明だが、相当に汚れておりあちこちガタガタ。半ば、捨てられたようなものだったのだろう。一体、いつ、誰が買ったのかもわからない品だ。それでも、もしかすると使えるかもしれない、と思い、エンジンをかけてみたら……。かからなかった…… ▼見ればRYOBI製、2ストエンジンだ。2ストなので、構造上に難しいところはない。生のガソリンでもぶち込んでやればエンジンがかかるだろう……と、何度かスターターのヒモを引いてみたが、ぶるるるん、ぶるるるん……となるばかり。おそらく、使わず放置しているうちに、プラグが被ってしまったのではなかろうか? ▼とりあえず本体カバーを外し、汚れを拭き、スパークプラグを外して……本当はワイヤブラシが望ましいところだが、普通の歯ブラシしかなかったので、歯ブラシで電極を掃除してライターで炙って……。そして燃料も、ホームセンターで、2スト専用のを買ってきて……と、ホースがついてなかったので、かなりこぼしてしまったがナンとか給油した ▼せ~~の、でスターターを引いた。ぶるるるるるるるん!お、おおっ、掛かったではないか!と、その時、ぎゅーーーーーーーーーん!おっと、先端の刃が勝手に回転しだしたではないか!幸い、すぐにエンストしたので、大事には至らなかったが、なるほど、こういうわけで、草刈り機でのケガが多いのだな、と納得した ▼要するに、色々いじくり回しているうちに、スロットルの部分が開いていた、というわけだった。とりあえず、エンジンが掛かることを確認出来たので、改めて、周囲に完全にモノがない場所まで移動して、スロットルを閉じて、チョークをオンにして、スターターをよいしょっ、と引く……ぶるるるるるるるるるん、ぶばばばばばばばば…… ▼少しアイドリングをしたら、チョークを閉じ、エンジンを安定させる。はははは、昔、乗っていたオートバイを思い出すではないか。これは、妙に、楽しいぞ。スロットルを開け、ブレードの回転数を上げ、次々と生い茂る草木に襲いかかる。ぶぉぉぉぉ~~ん、ちゅ~~~ん、ちゅん、ちゅ~~~~ん。さすがに手鎌より遥かに効率がいいそ、楽しいじゃん ▼順調に作業が進んでいると思う間もなく、何やら草刈り機の挙動がおかしくなってきた。何やら、ブレが激しい。一体、なんだ?狙った場所にブレードが入らない。ブ

映画「ウイークエンド・チャンピオン~モンテカルロ1971~」/WEEKEND OF A CHAMPION

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ウイークエンド・チャンピオン~モンテカルロ1971~ ☆☆☆☆/☆☆☆☆☆ いや~~、これはF-1好き(とりわけ1970年~80年代の)には、たまらん映画ですねぇ。1971年のモナコGPを、映画監督のロマン・ポランスキー監督が、友達になったF-1の世界チャンピオン:ジャッキー・スチュワートと一緒に過ごしたモンテカルロでの特別な週末を記録したもんです 映画の宣伝によると「倉庫に埋もれていたフィルムは奇跡的に発見された」んだそうです つーことは、当時は公開されなかった、ってことなのか?それとも、モーターレースが大好きなロマン・ポランスキー監督が、ジャッキーと知己を得たことから、「私的に撮影したもの」なのか……どうかはわかりませんが Spoiler Alert! さすがにジャッキー・スチュワートが活躍していたころのF-1はアタクシもナマでは見ていませんが、「フライング・スコッチ」という彼の愛称は知ってましたね。長髪に長いもみあげ、キャスケット帽(フランス版のハンチング帽)にタータン・チェック柄……その風貌は、いろんなところで、「レーサーの見本」みたいに描かれてましたからねぇ そういえば、かつてあった、タミヤのプラモデル、1/12・F-1シリーズでは、ドライバーのフィギュアとして、明らかにジャッキー・スチュワートを思わせるレーサーがモデル化されてましたよ 中学校の頃、持ってたな~。でも、当時のあっしのお気に入りレーサーはニキ・ラウダだったんで、この長髪をどうやってニキの髪形に作り替えようか……と苦労したモンです。そういやあ、アレ、どうなったかなぁ……実家のどこかに残っているのだろうか?捨ててはないはずだけど…… と、話はまたまたF-1そのものに戻りますが 70~80年代のF-1というと、F-1の歴史の中では、まさに、近代から現代へと移行したかのうな進化の時代だったと思います。まあ、ジャッキー・スチュワートは、その最初の頃のレーサーとなるわけです 何よりも、レースカーが、それまでの葉巻に楊枝を刺してタイヤをくっつけたようなスタイルから、ウィングと呼ばれる空力用の板がフロント部分やテール部分に加わるようになり、さらには、丸かった車体が角張ってきて、しまいには車全体で空力を考えるようになり…… この時代は、エンジンもフェラーリ以外は、ほとんどのチームがフォード・コスワースDFVを

徒然なるマンマミ~ア……勝手に「人生相談」/それって「ワクチン接種」云々の問題だけですか?

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【相談者・70代・無職男性】  妻と長女、長女の子どもの4人で暮らしています。新型コロナウイルスのワクチン接種をしない長女に接種を促したところ、「接種したくないのに押し付けないでほしい」と言われ、その後、孫に会わせてもらえなくなりました。同居している親であれば、子どもに対して接種を勧めるのが当たり前だと思うのですが、長女は「余計なお世話だ」と言うばかりで聞く耳をもってくれません。そればかりか孫からも遠ざけるなんて。孫の顔を見ることが出来るのは、朝、保育園に出かけるときの玄関前での数秒間のみです。たった一言、「いってらっしゃい」と言うだけで終わりです。このまま我慢するしかないのかと思うと、とてもさみしいです。妻と長女の仲は良く、普通に会話しています。妻は孫とも遊んでいます。長女のワクチンのことも、孫のことも、このままあきらめるしかないのでしょうか。何か良いアドバイスがいただけたら。 【回答例】 申し訳ありませんが、この問題に関しては「覚悟はいいか~~~。歯を食いしばれ~~~」と昔の体罰教師の言や良し……の話になりますねぇ 思うに「孫と会わせない」云々の娘さんによる強制執行は、別段、「ワクチンを接種するか、しないか」の問題とは、「まったく関係ない!」と断言しても良いような気がします。というのも、娘さんへの「ワクチン接種」問題は、いわゆる「トリガー」にはなったかもしれませんが、コトの本質は、残念ながら「ワクチンを打つ、打たない」の問題ではない、ということですよ 娘さんは思うに、「ず~~~~~~~~っと我慢してきた」んだと思いますよ。相談主さんが娘さんに対し、いろいろ言ってきたこと、やってきたことついて、ずっと不満に思ってたんです、たぶん それが積もりに積もって、たまたま爆発したのが、この「ワクチン接種問題」が話題にあがった時だった、と思いますね コレは想像ですが、相談主さんは、これまでも娘さんに自分の意見を「押し付けて」きたのでしょう。常々、娘さんの一挙手一投足を「否定し」、「そうじゃない、こうしろ」と押し付けてきたのでしょう もちろん、相談主さんにしてみれば、「すべては娘のためを思って」だったのでしょうね。例えば「泣いて馬謖を斬る」ような?でも、たぶん、そこには娘さんの思いはなにもかかわっていない……つまり、何かをするにしても、「双方向じゃなかった」と思いますよ 要する

お盆といえば……「じゃんがら」でしょw ラーメンじゃないよw

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お盆といえば…… 「じゃんがら」ですね~ 知ってます?「じゃんがら」 まあ、お盆も もう 終わりましたがね…… 九州発祥の ラーメンではありません あれはあれで 好きですがね 念仏踊りなんですな 地域の青年団たちの「資金源」になってるもので 本来は 「新盆の家」を回るんだそうです 昔は新盆の提灯なんぞを軒先に下げておくと 頼みもしないのに 勝手に来てたモノなんですが 新型コロナウイルスの影響もコレありで 最近は予約制なんだとか 様変わりですねぇ まあ、タダじゃないしねw むしろいいかもw 夏が終わりますねぇ…… ↓こないなのに参加中だす ポチっとしてもらえると にほんブログ村 なにげに喜びます

映画「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」/Darkest Hour

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ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男 ☆☆☆/☆☆☆☆☆ 2017年製作の戦争映画……というよりは戦時中ドラマ映画で、第二次世界大戦当時のイギリスの首相・ウィンストン・チャーチルの物語です Spoiler Alert! ヨーロッパでナチスドイツが台頭し、ポーランド侵攻やら、武力を背景にした周辺各国への侵略を露骨に進めている時代です。第二次世界大戦の序盤ですね 当時の最新型の自動車や戦車による機甲化部隊と優秀な航空戦力を使い、ドイツは素早い侵攻・電撃戦を展開。フランスを陥落させ、その勢いはドーバー海峡に至ります。まさにイギリスは、ナチスドイツの射程圏内に入ったわけです そんな中、ナチスとの「融和策」を目指した首相・チェンバレンが失脚し、偏屈・変人で知られるチャーチル(ゲイリー・オールドマン)が新首相に就任。対独戦争の指揮を執っていきます。一国のリーダーとして国を戦争に突入させ、指揮を執っていく……果たして自分の決断は国のため、国民のためになっているのだろうか?そんなチャーチルの葛藤が、ある時は王室との関係で、ある時は議会で、そしてまたある時は家庭内で描かれます なので、この作品を「戦争映画」というよりは「戦時中ドラマ」と例えたのは、いわゆる戦争シーンよりも、そういう人間ドラマに多く時間を費やした構成になっていたからなんですね。チャーチルは、ナチスドイツ・ヒトラーを明確な「侵略者」「狂気の独裁者」と捉え、妥協することなく戦う道は選びます 後世の人間からすれば、このチャーチルの「鉄の意思」がイギリスを救い、ひいては世界を救ったわけですが、スクリーンの中のチャーチルは常に悩み、不安そうで、孤独です 本作品の原題は「Darkest Hour」です。邦題だと「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」などとヒーローストーリーめいたタイトルになってますが、これは、ちょっと「オーバーじゃないか?」と見終われば思うのではないでしょうか? 「Darkest Hour」は、英語では「夜明け前の一番暗い時」とか「一番辛い時期」などの意味がありますが、見終わった感想としては、むしろ、このタイトルの方が適切だったのでは?と思う次第ですね~。制度や国の違いからか、いまひとつよくわからないシーンもあったのですが、1人の人間が、とてつもなく大きなモノを背負って、それでも前

徒然なるマンマミ~ア……ANA SHONAI BLUE Ambassadorが面白いっ!の2

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少し前にUPした 「ANA SHONAI BLUE Ambassador」の話 の「その2」です 徒然なるまんまみ~あでその日暮らし ふぐりに向いて ココロにうつりゆくロクでもないことを 底浅く書き綴れば あやしうヤツこそ もの欲しグルメ いにしへ人に曰く 事実は東スポよりも奇なり 人生は糾えるチョコレートボックスの如し、と…… 前回の話の中では特に触れませんでしたが、このCAさんたち、最近は「庄内空港発」の観光情報サイトの「中の人」も務めております 前回も↑の動画はUPしてるのですがw で、今回の記事冒頭のYouTubeは、 そのサイト「庄内旅型録」 の中に最近UPされた、このCAさんたちが、「山形県唯一の離島・飛島」に行った、というモノです まあ、詳細は サイトを見てもらう として…… この「庄内旅型録」というサイト、庄内空港のターミナルが入っている建物を管理?する「庄内空港ビル」が2019年6月に立ち上げた観光情報発信用のサイトだったのですが、新型コロナウイルスの世界的拡大と、それに伴う旅客需要の激減もありで、2020年4月以降は、情報がまったく更新されないでいたのだとか…… まあ、 こちら の現状でもお馴染みですが…… 「小まめにUp Dateされないサイトは、PV数が増えない!」 ……ネットの常識ですねw(←笑ってる場合じゃないんですがね……)。 個人が楽しみ半分でやってるブログ ならともかく、企業が、それなりにカネをかけて……か、どうかはわかりませんが……デジタルなんで、紙媒体なんぞにくらべれば、大してカネもかかっていないとは思いますが…… まあ、ナニはともあれ、そういうわけで、「ヲイヲイ、なんでもかんでもコロナのせいにすれば、まあ、ナンとかなるちゃぁナンとかなるけんど、さすがに2年も更新してないのは、やっぱマズくね……?」などとなったかどうかは知りませんが、この「ANA SHONAI BLUE Ambassador」の皆さんが、めでたく、「中の人」となったようなのですねw しかしながら、ま、お世辞にも「庄内旅型録、最近は、頻繁に更新するようになったね~~」とは言えません(←初回が5月13日で、次の更新が8月8日ですからねぇ……)。とはいえ、そこはそれ「5人」居るだけに、更新は、一気に複数本で行われます。5月は5本、8月はこれまでに4本。こりゃー、イチロ

映画「峠 最後のサムライ」

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峠 最後のサムライ ☆/☆☆☆☆☆ 戊辰戦争で、官軍と戦った越後・長岡藩の家老・河井継之助のお話です。河井継之助は役所広司が演じています。この作品のコピーでは「敵軍50,000人に、たった690人で挑んだ“最後のサムライ”」などと、やたら「サムライ」を強調してますが……う~~む サムライって、そんなにスゴイもんなんですかね?そもそも 「サムライ」をやたら強調するのって、大体はインチキ・ペテンですね。その言わんとしてる「サムライ」ってなんだよ?と思いませんか?江戸時代のサムライを指すなら、ほとんどのサムライは藩に所属する「サラリーマン」でしたよw みんなが武道に長けてた訳でもなく、「ソロバン侍」だって居ましたわなぁ 刀を抜いて殺生をするだけがサムライじゃあござんせんw だとした「武士の家計簿」は、「最後のソロバン侍」ですわなぁ さて…… 原作は司馬遼太郎の小説ですね。以前は読んでみたいと思っていましたが、この映画を観た限りでは、読まなくてもいいかな~という感じですね~ まあ、ざらっと粗筋やら時代背景やらを語ってみると…… Spoiler Alert! 慶応3年(1867年)、時の将軍・徳川慶喜が大政奉還……要するに「幕府が持っていた日本政府としての政治権力を朝廷にお返しします」ってヤツをしたもんだから、260年余り続いてた江戸を中心とした徳川幕府は終焉を迎えます もちろん、徳川慶喜が政権を放り投げるまでには色々な事件があったのですが、まあ、当時300余藩と言われた全国各地の藩(一つの統治行政単位でもあるので、現在で言うなら県でしょうかね)は、薩摩・長州を中心とした「倒幕し天皇中心の統治体制に戻そう」というグループと、「それでも幕府による統治の継続を望む佐幕」のふたつに分かれます 倒幕グループには現在で言うところの九州や四国・中国地方の藩が多かったので「西軍」となり、一方の佐幕グループは、江戸を拠点とする徳川家を始め、東海から関東、東北の藩が多かったので「東軍」となって……まあ、別段、当時、そういう呼び名があったわけではないですが、なんやかんやで、内戦に突入していくわけです 日本国内の戦争(対外戦争ではないので、内戦ですね)とは、それこそ、奈良・平安・鎌倉・室町……。どの時代を見ても、基本は「天皇家の権威を担いだ方が勝ち」。わかりやすく言うと「玉取り合戦」です。「玉」

徒然なるマンマミ~ア……勝手に「人生相談」/親離れと子離れの離ればなれ

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【相談者・50代・女性】  大学を出た長男が今月、社会人となり、会社の寮に入るため家を出て行きました。私は心にぽっかりと穴が開いたようで、寂しくてどうしようもありません。胸が苦しくて急に涙が出ます。家には大学生の娘がいますが、それでも寂しいのです。大好きが恋人が突然自分の前からいなくなった気分。主人や娘、もちろん息子の前でも寂しいなんて言えません。1人で悶々としているのです。私は一人っ子で、早くに父を亡くし、母1人で育てられました。家を出て東京で就職したかったのですが、許されませんでした。だから、子供たちには広い世界へと羽ばたいて欲しいと思って子育てしてきたのに、息子が巣立ったとたん、寂しくて仕方ないないんて。どなたか、情けない母親にしっかりしろっ!と言ってください。 【回答例】 まあ、いいじゃないですか。寂しくなったって。心にぽっかり穴が開いたって。大学を出て社会人になった、ということは、最低でも22年間、一緒だったわけでしょ。お腹の中に居た時も含めれば23年間近いですよね? いままでずっと一緒に暮らしていた長男が居なくなったわけですから、それは誰でも大なり小なりの喪失感は感じるものです 長男とは、仲もよかったのでしょうね。それこそ、お腹の中に居る時から一緒だったわけで、今までは近くに居るのが当たり前だった……そんな23年間だった。 天使のようだった赤ちゃんが、幼児になり、子どもになり、少年になり、青年になり、そして社会人となり実家からは巣立って行った。ずっと世話をしてきたわけです。お疲れ様でした。「居るはずの場所に居ない」のだから、喪失感があったっていいでしょうよ。別に、だれも困りませんよ ワタクシ事ですが、うちの親なんて「昔は天使のようだったのに、いまじゃペテン師だ」なんて毒づいてますよ。そんな親も居るんですw そして、大体のことは時間が解決してくれます 長男がいない寂しさだって、ある程度の時間が過ぎたら、おそらく、昨日よりはきょうの方が「寂しさが募る」なんてことにはならないと思いますよ。お隠れになったわけじゃないんだし。子どもは大人になっていくものだし、大人になれば「巣立っていく」ものですから。無職で、いつまでも実家でゴロゴロと「ニート」や「引き籠もり」になるよりは何十倍もよかった結果じゃないですか? 子どもを大事にして、教育に力を入れれば入れるほど、子ども