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率先炊飯/なんちゃってラタトゥイユを作る

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これはナニか?といえば、ラタトゥイユ、です

正式にはニンニクで炒めたり、ワインで煮たりするらしいですが、まあ、標題の通り「なんちゃって」です。ホーローの鍋に、刻んだナスとかピーマンとかを適当に入れて、オリーブオイルを回して、フタをして、極低温で、1~2時間煮込めば出来上がりです
 
最初のきっかけは、家庭菜園の収穫物の処理でした
山形の上司が、山形に来てからというもの、何故か「家庭菜園」に目覚めまして、野菜を作り出して2年目になります(←どんだけヒマなんだよ!)。アタクシは被害に遭ってませんが、若い部下の何人かは、「オレは出張でいないから、忘れずに、畑行って収穫しとけっ!」とか言われて、仕事の合間とか、休みの日に収穫に行ってるのだとか……
 
まあ、牧歌的でいいですけどねぇ……。「野菜の収穫をさせられるパワハラ」ってのも珍しいとは思いますが、ところが、この若い衆たち……結構、楽しんで収穫しているようなんです。まあ、割れ鍋に綴じ蓋とでも申しましょうか……
 
で、どの程度の菜園なのかは知りませんが、大体の作物ってのは「旬」がありまして、採れる時は一気に採れる。ある日、会議のため山形に行ったら、会社の一角に、このナスだのピーマンだの山積みになってて……
 
「持ってって良し!」
 
と、妙に上から目線の貼り紙がしてありました。若い衆に聞いたところ……

「いや~~、もう、さすがにいんねっす」
 
そこで、この野菜、大いに引き取ることにしました。まあ、モノがモノなんで、「夏野菜カレーでも作るかな~、でも、こんな大量じゃ、絶対、飽きるよな~~」と思っていたところ、若くない衆の一人が、「ラタトゥイユ、いいっすよ~。簡単だし」とのこと。で、教わったレシピが……

「切って煮るだけ……」
 
おおっ!我が無手勝流料理教室の心髄ではないか!シンプル・イズ・ベスト!
さっそくやってみた次第。で、やってみると、まあ、応用範囲が広いんだわ、これ
例えば、サラダチキンを刻んでいれてみたり
卵でとじてみたり……
そしてなお、どうしても余ったら……
そりゃ、カレーだべ(笑)
如何様にでも出来るではないか!
材料も、どんな「おつとめ品」であっても、腐ってなければいいんです
こんなんでも、まったく「OK牧場」ですぜ(←最近じゃ、誰も知らない、って)
もちろん、本家に沿って、ニンニクを刻んで入れたり、ワインを入れたりしても全然OKですよ。それはそれで美味しくできることでしょうから

とにかく、この「なんちゃってラタトゥイユ」の最大のメリット・魅力は……

簡単にして汎用性高し
 
なんです!一度作ってしまえば、卵とじからオムレツの具、チーズで焼いてピザ風、もちろんのカレーに、そのままご飯にのせても良し、トーストに載せても良し。汁の部分にトーストを浸してもよし……。インスタントラーメンの具にも使えましたぜ(←ちょっと、当初想定した程の成果はなかったけど……)。とにかく、創造力の数だけ、この「なんちゃってラタトゥイユ」には使いようがあるんです!

そんな勢いを買って、毎度の如く、Cook Padにレシピ載っける暴挙もしてます(爆)

騙されたと思って、お試しあれ

#自炊
#自炊は飽きる
#美味しく出来ると自分を褒めたくなる
#自己責任
#毒味歓迎
#材料は使い回し
#ちゃんと野菜は摂ってます

【初出:2019年9月10日】





 

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