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率先炊飯/沖縄と戦争とチャンプルー
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ゴーヤチャンプルーにナメコのみそ汁、ご飯はササニシキです。チャンプルーとは、沖縄の方言で、「まぜこぜにしたもの」とかいう意味があるそうで、何でもかんでも、刻んで炒めれば、チャンプルー料理の出来上がりです
ま、厳密には、豆腐(←島豆腐、と言われる沖縄の豆腐。なければ木綿豆腐を水切りしたもの)と野菜などを強火でざざっと混ぜ炒めるのがチャンプルーで、じっくりと火を通し、炒め煮る感じの場合は「イリチー」となるそうですがね
ゴーヤが売ってたんですな。これ2本で150円。ゴーヤも以前に比べると思いの外高くてビックリしますが、さすがに夏場は安くなるので重宝してます。何やらカラダに良い成分もたっぷりらしいですよ
チャンプルーといえば、必須具材はSPAMでしょう。SMAPでもSTAPでもないですよ~。まあ、沖縄料理と言えばSPAMですね!SPAM……はい、あの青い缶に入った「謎肉」です
……
トウトツですが……沖縄料理とSPAMの関係は、日本が太平洋戦争で負けたことから始まります。そういえば、きょうは「終戦記念日」ですね……。アタクシ個人としては、どうして「敗戦記念日」って言わないんだろ?って、ず~~っと不思議に思ってるのですがね。我が国は、事ほど左様に、とかく、事実をちゃんと直視しない……、そんなことを国をあげてやっているから、日韓関係に限らず、いろんな問題が未だに出てきているような気がするぞ……
さて……
沖縄は太平洋戦争当時、日本国内で唯一の地上戦がありました。11万人の日本軍と、54万人の連合国軍が沖縄本島を含む各地で、1945年3~6月にかけて激しい戦闘を繰り返し、日本側は民間人を含む約19万人が死亡・行方不明(うち約10万人は一般の沖縄県民)となり、連合国側は死者・行方不明者が約2万人、戦傷者5万5千人となりました(←沖縄県の調査などによる)。戦闘終了後、沖縄は米軍に占領され、1951年署名のサンフランシスコ講和条約でもアメリカ合衆国の統治下に置かれました。
このアメリカによる統治は、1972年まで続きました。いまでは想像も出来ないかもしれませんが、当時、沖縄に行くのにはパスポートが必要だったんですよ。
この間、沖縄はアメリカの一部とされ、その扱いは、はっきり言って「植民地以下の扱い」だったのです。人権もなければ、公平な裁判もなし。土地……特に平地という平地は次々と米軍に奪われ、広大な基地となり、米兵による凶悪犯罪や交通事故は日常茶飯事。そして、現在にも続いていますが、米軍がベトナムや中東を攻撃するときは、爆撃機は沖縄から飛び立ちます。日本本土は「憲法9条、戦争放棄」などと言ってますが、米軍の戦略にしっかりと加担しているのですよ、ずっと
アメリカ統治下で、沖縄の暮らしにはアメリカ的なものが大量に入り込んでいきます。SPAMは戦後、沖縄県民へ「配球物資」として配られたことから一般化します。沖縄には元々、豚肉を食べる文化があり、SPAMは、その代用品にもなった、ってわけですね。アメリカのモノも、ヤマト(日本本土)のモノも、もちろん、沖縄(琉球)古来のものも、まぜこぜにして、上手に自らに取り入れちゃう……そんな沖縄の姿は、まさに「チャンプルー文化」でもあります
…………いけね!
おっさん、また説教が長くなってしましました
本題に戻りましょう……
本当はSPAMを使いたかったのですが……というのも、あの「謎肉」は美味いので……しかしながら、近所の生協には適当なサイズも、減塩タイプも打ってなかったので、類似品のこちらを使うことに……
なんか、本家SPAMよりは、パッケージからして、遥かに健康そうな感じです。しかし、値段的にはほとんど変わらないから、ある意味、不思議ではあります
ところがこいつ、味や成分以前に、SPAMとは決定的な違いがありました……
容器からスパッと取り出せず、ミートがぐちゃぐちゃに……。結構、しっかりとひっついてしまっており、やればやるほどぐちゃぐちゃになる悪循環……
まぁ、それでも何とか、無事、着地することができました。それもこれも、何でもまぜごぜにしてしまうチャンプルー(文化)ならでは、でしょう
ゴーヤも他の材料も、なにやら半端な量だったもので、出来上がりはなぜか3人分……
そういうわけで、3回にわたり(夜→朝→昼)と同じメニューで過ごすことになりました。それでもこれ、誰かに食べさせたいぐらい上手に出来たんですよ、ホントに。当社比で言っても、過去最高の出来ではなかろうか、と自画自賛でした
で、勢い余って、またしてもCook Padにレシピを投稿しましたぜ
さすがに、温め直しとなった、朝と昼の分の味については、まあ、それなりでしたけどね
#ゴーヤ
#ゴーヤチャンプルー
#Cook Pad
#SPAM
#夏のメシ
#Hidden Mickey
#沖縄
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