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映画「252 生存者あり」
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2008年の映画のようですね……。この映画にも登場する東京消防庁の消防救難機動部隊(ハイパーレスキュー隊)ってのは、2004年に新潟地方を中心に発生した「中越地震」で、土砂崩れに巻き込まれた車両からの被災者親子の救出で一躍有名になった、特別・特殊な救出救助装備・技術を持つ救助隊のことです。現在(2019年)では、東京消防庁以外にも、全国の政令指定都市の消防部局に同様の部隊が設立されています
今日では、大規模災害・事故が発生すると、ハイパーレスキュー隊や救急救命チーム、DMAT(災害派遣医療チーム)が次々と派遣されます。テレビドラマの「コード・ブルー」なんかがわかりやすいですかねぇ。現場に医者を運んでしまうという、ドクターヘリやドクターカーも、今ではまったく当たり前の光景となってます
ハイパーレスキュー隊もDMATも、2011年の東日本大震災では、人命救助にフル動員され、生存者の救出救助、不明者の捜索などに不眠不休で臨んだのはご存じの通りですが、日本でDMATが発足したのは2005年のこと。なので、この映画が公開されたころには、ハイパーレスキュー隊もDMATも「何となく聞いたことがあるけど、なんだっけ?」って感じだったんでしょうね
そんな時代のせいでしょうか?この映画ですが、今見ると、結構、リアリティーのない内容になってますね……。やはり、日本人にとって、東日本大震災を経験してしまった後では、想像力だけで描かれた被災……まあ、映画などはそういうモノですが……つまり、2008年の時点で「これなら酷いだろう」と思っていた想像力以上に、2011年の現実の被災が凄まじく、イメージから記憶まで一気に超越してしまい、多少の「被災」では驚かなくなってしまった……あまり上手に言えませんが、そういうことなのでしょう
……それはともかく、そのほかにも、ツッコミどころ満載です。もちろん「映画ならでは」の場面なんでしょうけど、いまにも崩落しそうな現場で、いつまでも救出者と家族を放置しておくのなんて、「この処置、大丈夫か??」と思いましたよ
しかしながら、何よりも一番スクリーンに向かって言いたかったのは……
まずはトリアージぐらいしろよっ!
って話です。「トリアージ」とは、大規模災害・事故の現場で、負傷者が同時大量発生した場合に、患者の搬送順位を重症度で判別し、重症度の高い患者を優先搬送することで、「識別救急」などとも呼ばれています。考え方そのものは、日本においても、1990年代には既に現場で登場していましたので、この映画のころは、当たり前の処置なはずなのですが、どうにも、そんな場面は一切出てきません。映画(フィクション)とはいえ、大丈夫か? もし、こんな災害・事故現場で負傷してたら、確実に死ぬだろうな……
東京湾での高潮で、フジテレビ本社のあるビルの球形の建物部分が見事なまでに吹っ飛ばされる、というのは、やはり、制作が日本テレビだからでしょうか?
それと、いまでは政党「れいわ新選組」の代表となっている山本太郎が、結構いい役で出てます。そうだよな~、山本太郎、俳優だったんだよな~
#東京消防庁
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