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ブルーインパルス・東京上空、いらっしゃいませ

日々、新型コロナウイルスと闘っている
医療従事者たちに感謝の気持ちを表すため
航空自衛隊のアクロバットチーム/ブルーインパルスが
29日に東京上空を飛行しました
青空に白いスモークが映えます
公表された飛行コースはこんな感じで
2周したそうです
23区内では、結構、よく見えたようですね
この2枚の写真は友達の友達が
友達に送ってくれモノです

ブルーインパルスといえばアクロバット飛行ですが
この日は編隊を組んで飛んだだけです
こないな曲技飛行はしてません

よく「曲芸飛行」という人がいますが

「曲技飛行」ですから!

お間違えのないように(笑)
あくまでも「技」の披露であって、「芸」じゃないんです。はい
そしてもちろんですが……今回、最初の2枚の写真以外は
過去の航空祭などで撮影されたものです、念のため
そりゃそうですね
そもそもが東京上空なんで
そこで宙返りだの背面飛行だの
アクロやったら
下の人たちがビックリですわな
なので今回は
編隊を組んで、ところどころでスモークを出しながら
ゆっくりと旋回しただけです

この
新型コロナウイルスを闘う医療従事者への激励飛行は
日本独自のイベントではありません

今年の4月28日に
アメリカ・ニューヨーク市の上空を
米空軍のアクロバットチーム・サンダーバーズと
米海軍のアクロチーム・ブルーエンジェルスが
同じ趣旨で
医療従事者への感謝フライトをしてます
いわばその日本版ですね

ネットなどでは
ブルーインパルスを飛ばすカネがあるなら

医療関係者へのボーナスにでもしろ!

なんて批判もありますが……
飛行機というのは定期的に飛ばしていないとむしろダメなものらしく
パイロットとても、毎日のように飛んでいなければ技量が落ちます
そういうわけで
ブルーインパルスも、ほぼ毎日のように
日本全国、あっちこっちの空を飛んでます
いまは新型コロナの関係で、航空祭などのイベントはありませんが
慣熟のために飛ぶことを必要としているのは変わりないので
東京上空を飛んでいなくても
どっかでしら飛んでます
なので
単純に「このカネをヨソに回せ!」ってな話にはなりませんね
もちろん、そもそも論ではありますが

「ブルーインパルスにかかる費用自体をヨソに回せ!」

という話であるなら、これは全く別問題でありまして
自衛隊の成り立ちから
日本の防衛力における航空自衛隊の位置づけ
防空のための戦力配備から使用機材まで
根底から考え直さなければなりませんね~
そうそう
「首都上空に戦闘機なんぞ飛ばして、醜悪な政治的パフォーマンスだ」
なんて声もありますね

そこいらの「軍」と「政治」との関係を
考えるには、逆にいい機会だったんじゃないの?
アタクシは思いますね

でも1点だけ!

ブルーインパルスは、使用機材がT4
練習機です
武装はついてませんよ~
念のため……

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