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長井の道の駅「川のみなと」で「日本一のけん玉カレー」を食べてみた

日本国内に「ご当地カレー」は多けれど、これ、山形県長井市にある「川のみなと 長井」で提供している「日本一のけん玉カレー」=1.080円です……ってもさ、この盛り付け、そう言われなきゃ、絶対に「けん玉」をイメージしてる、とはわからんのじゃないかなぁ……。まあ、写真見本のある券売機で食券をかうから、出てきてみてビックリ!ってな事態にはならんとおもいますがね

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なんでも、長井市というのは、競技用けん玉の生産が日本一なのだとか……。こちらは「ふ~~ん」の話ですが……

道の駅なのに「川のみなと」ってナニよ?

って感じですかね?建物の作りとしては、確かに小洒落た「道の駅」なんですが、名称は「川のみなと」。屋上屋を重ねる、とはことことか??……

一体ナンのこっちゃ?と思ったら、実は、江戸時代~明治の中頃までここいら(長井地区)を支えた場所ならではの、経済活動の歴史的モニュメント、ってワケでしたね~。つまり、文字どおり、「川」の「港湾地区」だったのですな

長井ってのは、コメや青苧(あおそ=カラムシ=イラクサ科の食物=繊維を取る)、穀類など米沢藩内の生産物を上方に出荷するために集積し、最上川の舟運で運んだ「始まりの港」だったんだそうです

米沢藩内で集められた物資は長井で集積され、舟に乗せられ最上川を下り、酒田で北前船に積み替えられ、京都だの大阪への運ばれていったのだそうで。舟運には、当然、「帰り」の舟もありますんで、から船で戻るわけではなく、当然のように荷物もあり、上方からの塩、砂糖、海産物、古着などが米沢藩領へ持ち込まれたのだとか

北前船ってのは、江戸時代から明治時代にかけて、日本海側の沿岸を東西に航行し、日本海側の物流を支えてきた「廻船(かいせん)」のことですね。酒田(現山形県)の港を起点に、日本海沿岸を西に進み、下関経由で大阪に至ったものが「西廻航路」で、酒田から日本海沿岸を北上し、津軽海峡を経て太平洋に入り江戸へ向かったのが「東廻航路」などとされてました

主力となったのは北海道~酒田~下関~大阪を行き来するものだったそうです。北海道からコンブや塩、魚などの海産物を、酒田からはコメや紅花などの農産物を、「天下の台所」大阪に運び、大阪からは、着物や石材加工品、ひな人形などの二次産品、三次産品を北陸や東北の各寄港地に運んだのですな。京や大坂といった上方の流行なども運んだものですから、北前船は「文化の伝搬」にも大きく貢献しました。東北地方でなぜだか祇園祭のような山車祭りが多いのも、この「北前船」が文化をも運んだ結果です

ちなみに「北前船」ってのは、大坂に荷物を満載して北陸方面からやってくる船に対する呼称だったそうです。なので、この「西廻航路の廻船」を「北前船」というようになったのは、極めて最近だそうですよ。まあ、アメリカ先住民たちが自分の事を「インディアン」と言わないのと同じ理屈ですね

さて、話は戻しまして、この「けん玉カレー」ですが……
「玉」の部分は、馬肉メンチボール。左側のハッシュドビーフ風の部分が、「レッド米沢牛筋カレー」で辛めに、右側の黒い部分が「ブラック長井ベジタブル(菊芋入り)カレー」と、何だか「変身ヒーローもの」の必殺技みたいな名前になってます(笑)中二病かよ……

で、肝心の味ですが……
おいしいのですが、極めて普通です、はい(笑)制作者の思いの丈はわかるのですが、まあ、物の見事に滑ってるのではないでしょうかね?ごはん自体の味も、なんか、いまいちだったな~。カレーのルーも少なくて、どちらかというとガッカリ感。女子ならいいのかもしれませんが、成人男子では、ちょいと物足りない感じかな~。実は、別商品も買わせる狙いだったのか??な~んてね

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