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マンガ「薬屋のひとりごと」が面白いっ!

この「薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~」ですが、とにかく面白いっ!最初の数話は無料ということでネットで読んでいたのですが、早く続きが読みたくて、と、毎回の課金が結構バカにならなくて……。調べてみたらコミックスが出ているようなので、ネットで即注文して、結局、出ている分は全巻(現8巻)揃えてしまいましたぜ(←大人買いしてしまった……)

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Spoiler Alert!

このマンガの原作は、いわゆる「ライトノベル」作品で、その小説を漫画化したようですね。何故か同じ話ですが、別の漫画家による別作品もあります。そちらは「薬屋のひとりごと」だけで、「猫猫の後宮謎解き手帳」というサブタイトルはつきません。
こちらの方が、登場人物がより曲線的で少女漫画っぽい感じですね。どうやら、連載が掲載されている漫画雑誌の違い、つまり出版社が違うのですな。こういうのもあるんですなぁ……同じ作品を別の作家が漫画化して、それぞれ別の雑誌に連載する……どういう経緯・戦略なんでしょうかね?すべてはコレ「大人の事情」ってヤツ?

で、実はこちらも全巻(現6巻)、同時にそろえてしまいました……コロナ禍で籠もってる日が多いからとはいえ、アホだな~、オレ。大人で良かった……

さて、この物語は、中世の、東アジアのどこの国……中国っぽくもあり、朝鮮のようでもあり、しかしながら日本ではない。そんな架空の国の宮中が舞台です。皇帝が居て、宦官がいて、西方からキャラバンが来る……なんて場所ですので、まあ、朝鮮半島の、というよりは、中国大陸のどこか、って感じなんでしょう

実にうまい設定だと思います

花街で、「父親」と一緒に薬師=くすし、もしくは、やくし…昔の医者です=をしていた主人公の猫猫(まおまお)は、人さらいに遭い、宮中に売り飛ばされ、現在は後宮で、下働きの下女として働いています

猫猫は、実は美人で、頭も良く、字も読めるのですが、「厄介事に巻き込まれないために」と、顔にはわざとソバカスなどを化粧し器量悪しを装い、文盲のふりしています。しかしながら好奇心旺盛で、いろいろ「知りたがり」でもあるので、ついつい、後宮内のもめ事に顔を突っ込んでしまいます。そして、薬師としての知識、花街育ちとしての知恵などを使い、宮廷内に起こる陰謀や事件の謎解きをしていくのですわ

ここに皇帝の息子でありながら「宦官」(宮廷内に仕えるために去勢した男子)のふりをしつつ後宮を管理する絶世の美女……ならぬ美男子・壬氏(じんし)や、玉葉や梨花といった寵姫(←要するに皇帝の「愛人」ですね。皇帝の後継者たる男子を産まねばならん女性たちです),猫猫の実の父親の羅漢などがからんでいきます

この漫画が面白いのは、やはり、時代設定が「中世」である、というところでしょうね。現代の我々からすれば知識の一つとして知っているような話でも、この時代の人には謎であり、それが陰謀にも繫がっている

例えば、一番最初のエピソードとして、皇帝に生まれた子供たちが皆「短命である」という話が出てきます

謎解きをしてしまえば、どうということはないのですが……要するに、化粧に使う白粉に鉛が含まれており、寵姫や乳母が化粧にその白粉を使うことで、寵姫や乳母に接する乳幼児が鉛中毒となり、その結果、夭逝する……というものですが、この当時……つまり中世では、あまりそういった知識は広く知られていなかったのでしょう。ホントのところは知りませんが、物語としては、ストンと落ちる部分です

このほかにも、乳児に「栄養を」と思い蜂蜜を与えたことから乳児が死亡する……現代の我々なら、蜂蜜はたまにボツリヌス菌に汚染されていることがあり、腸内にその耐性が出来ていない1歳未満児の場合は、ボツリヌス菌の毒素に犯され、最悪、死に至る。なので、1歳未満の乳児に蜂蜜を与えるのが厳禁であるのが「常識」です

これも、現代の我々からすれば、謎でも何でもない

この程度のトリックではミステリーは書けないぜ!

……となるところですが、話が中世ならば、これまたウンウンと納得出来ます


そんなわけで、事ほどさように、物語における「時代設定」というのは実に重要ですね。どんなに荒唐無稽な話でも、物語の場所や時代設定を上手にやれば、(もちろん筆力は問われますが……)問題なく、いくらでも摩訶不思議から荒唐無稽までも盛り込める、ってわけですね

さて、同じ原作を使った二つの漫画作品「薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~」(小学館版)と「薬屋のひとりごと」(スクウェア・エニックス版)を比べますと話の展開やらが微妙に違います。両方を読むと、よりスッキリする、というのがどっちも買いそろえてしまったアラカンおやんづの結論でしょうか

というのは、繰り返しになりますが、原作は小説です。アタクシもさすがに原作までは読んではいませんが、元々は、当然のように文字のみで全てを表現しています。小説なので当たり前ですが。なので、漫画化する側にしてみれば、中世なり、宮廷なり,後宮なり、宦官なり……必要なキーワードさえ押さえれば、後はいかようにでも解釈・表現が可能である、ってわけです

これは「ハリー・ポッター」の例をあげるとわかりやすいかもしれません

「ハリー・ポッター」とは、同名の主人公による物語シリーズは、ご存じのように、イギリスの作家、J・K・ローリングによるファンタジー小説です。第一巻の「ハリー・ポッターと賢者の石」は1997年の出版だそうです
ほいでもって、2001年に映画の「ハリー・ポッター」が公開される前までは、世界中の「ハリー・ポッター」シリーズ愛読者一人一人の頭の中に、その人なりの、一人一人違った「ハリー」が居たハズなんですよ。何故ならば、挿絵はともかくとして、読者は、その文字表現から、自分なりのハリー像を作り上げていたから、ですな

しかしながら、映画が公開されてしまった以降、小説の「ハリー・ポッター」を読んで、映画の主演だったラドクリフ君ではないハリーを想像するのは、多くの人にとって、極めて困難を伴う作業となってしまったことでしょうね

……と、いうのと同じように、というよりは、正確にはこの「ハリー現象」とは逆で、原作を読んだ漫画家が同士が、それぞれのイメージする「猫猫像」と物語の世界観を、それぞれの漫画で表現している、ってわけです

それゆえ、二つの作品を比較しながら読むと、二人の漫画家が、お互いに描き足りなかったかもしれない部分を、読者であるアタクシの想像力が補正しつつ、それこそ、全体では示し合わせたかのように物語をより面白く細密な方向変と補完しあっている……そんな感じがしてならないのでありますよ

まあ、簡単に言うと、両方読むと、より、この「薬屋のひとりごと」の世界への理解が深まる……って感じですかねぇ

まあ、いずれ、かなり面白い漫画なので、機会があったら、片方だけでも是非、読んでみてくださいませませ

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