注目の投稿

ティム・クルーズセン主演「4月1日に生まれて」……【徒然なるマンマミ~ア】

徒然なるまんまみーあでその日暮らし、ふぐりを向こうにココロにうつりゆくロクでもないことを、底浅く書き綴れば、あやしうヤツこそ、もの欲しグルメ。いにしへ人に曰く、事実は東スポよりも奇なり。人生は糾えるチョコレートボックスの如し、と……
 ノッポロビールが新型コロナウイルス対策として作ろうとしたCM案が外部に流出、内容が差別的だ、として炎上する騒ぎになっている。信華社通信が1日伝えた。日本国内では現在、新型コロナの感染防止対策として、黙ったまま食事をする「黙食」が推奨されている。同社はこの「黙食」に合うビールスタイルの提案を図ろうとしたが、裏目に出た形だ。
 ノッポロビールのCM案は、同社が1970年に製作した名作CMを現代風にリメイクするというもの。70年版は、日本を代表する世界的俳優・故一船敏郎氏が、国会議事堂前や大阪万博会場、牧場、町工場などを背景に、BGMもなく、ただただビールを飲み干すというシンプルな映像に「男は黙ってノッポロビール」という流行語にもなったコピーが被さるように現れる。
 今回のCM案は、現在の「黙食」推奨の状況下に合わせ、「『黙って』なら昔からノッポロビール」と、往年のCMを引用しつつ、現代に則したメッセージを盛り込もうとした。ところが旧CMの「男は」の部分が問題だ、と社内から反発が出たというのだ。「ビールを飲むシチュエーションを考えた時に無駄にマッチョなキーワードはふさわしくない」というのが理由だ。
 実際に、厚生労働省の国民健康・栄養調査(2016年)によると、日本人の飲酒習慣率は男性が33%、女性が8.6%となっている。同じ調査を1996年と比較した場合、男性の飲酒習慣が19.5ポイント下がっているのに対し、女性の場合は1ポイント増加しているなど、アルコール市場における女性ユーザー比率は、わずかながらではあるが、年々伸びている。
 その一方で、飲用アルコール市場そのものは1996年をピークに年々数%ずつ右肩下がり傾向にあり、縮小の一途をたどっている。同社内では「いかにレジェンドであろうとも、シュリンクするマーケットで、ターゲットをニッチ化してフィックスしてしまうのは、ボーンヘッドだろう」と結論付けられ、アイデアは結果、「お蔵入り」となった。昨年8月の話だった。
 ところが、今年1月になって、この企画案を巡るメールのやりとりがノッポロビールの社外に流出。やりとりの中で最も前近代的な言動を繰り返していたのが、企画案を主導していたフリーのCM制作者で、中止が内定した2021年の東京オリンピック・パラリンピックの統合喧伝担当ディレクターの林喜朗氏だったことから、海外メディア中心に大炎上となった。
 林喜朗氏は大手広告代理店・便通の出身で、過去には瓶コーヒーの「宇宙人トマソン」や携帯電話の「白土一平忍法一家」、JR西東海の「そうだ、教頭になろう」などの様々なシリーズCMで低文化功労賞など業界アワードを総なめする一方で「日本は貧乏神の国」「大事な時には必ず失言する」「東京五輪は選手なしでも必ずやる」など意味不明な発言でも有名だった。
 さらに林氏は以前から女性蔑視発言の連発で定評があり、「あの女性全般に対する憎悪か呪詛としか言いようがない思想の根底には、太平洋戦争以前の大艦巨砲主義にも似た巨根信仰があるに違いない」とも言われていた人物だ。このため、騒動は林氏を採用したノッポロ社のコンプライアンス意識そのものにも矛先が向いてきているが、同社は1日現在、騒動を堂々と黙食している。

◆今回の写真は……山形市小姓町にある
「味の里 ばんだい」さんの宴会料理です
上から
前菜 サーモンと春キャベツのゼリー寄せ・うるいの辛子和え
酢の物 新若芽の酢の物・浅葱のぬた和え
口代 蛸の桜おろし和え
蒸し物 菜の花の茶わん蒸し
煮物 生ほっけの煮付け
お造り 三陸平目・鰹のたたき・五島の平鱸・函館産帆立
焼き物 平田牧場三元豚のローストポーク・トマトソース
椀物 揚げ豆腐の白味噌仕立て
香物 青菜漬け・大根漬け
ご飯物 うこぎ御飯
水菓子 抹茶のティラミス


#新型コロナウイルス
#COVID19
#感染予防
#黙食
#マスク会食
#男は黙って
#男は黙ってろ
#男はつらいよ
#女もつらいよ
#マウントして楽しいかい
#東京オリンピックは中止せよ
#あらゆる差別に反対
#4月1日
#日本国憲法を守れ
#基本的人権の尊重
#男女平等
#エープリルフール
#ビール党
#ビール好き
#とりあえずビール
#ビールのおいしい季節です
#サイタサイタサクラガサイタ
#酒田でサクラが開花宣言
#山形の花見はこれから
#新年度です


コメント

このブログの人気の投稿

酒田・中島精肉店の反則メンチ

無関心ではいられるが、無関係ではいられないコト

映画「武士の一分」