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映画「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」/Darkest Hour

ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男 ☆☆☆/☆☆☆☆☆

2017年製作の戦争映画……というよりは戦時中ドラマ映画で、第二次世界大戦当時のイギリスの首相・ウィンストン・チャーチルの物語です

Spoiler Alert!

ヨーロッパでナチスドイツが台頭し、ポーランド侵攻やら、武力を背景にした周辺各国への侵略を露骨に進めている時代です。第二次世界大戦の序盤ですね

当時の最新型の自動車や戦車による機甲化部隊と優秀な航空戦力を使い、ドイツは素早い侵攻・電撃戦を展開。フランスを陥落させ、その勢いはドーバー海峡に至ります。まさにイギリスは、ナチスドイツの射程圏内に入ったわけです

そんな中、ナチスとの「融和策」を目指した首相・チェンバレンが失脚し、偏屈・変人で知られるチャーチル(ゲイリー・オールドマン)が新首相に就任。対独戦争の指揮を執っていきます。一国のリーダーとして国を戦争に突入させ、指揮を執っていく……果たして自分の決断は国のため、国民のためになっているのだろうか?そんなチャーチルの葛藤が、ある時は王室との関係で、ある時は議会で、そしてまたある時は家庭内で描かれます

なので、この作品を「戦争映画」というよりは「戦時中ドラマ」と例えたのは、いわゆる戦争シーンよりも、そういう人間ドラマに多く時間を費やした構成になっていたからなんですね。チャーチルは、ナチスドイツ・ヒトラーを明確な「侵略者」「狂気の独裁者」と捉え、妥協することなく戦う道は選びます

後世の人間からすれば、このチャーチルの「鉄の意思」がイギリスを救い、ひいては世界を救ったわけですが、スクリーンの中のチャーチルは常に悩み、不安そうで、孤独です

本作品の原題は「Darkest Hour」です。邦題だと「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」などとヒーローストーリーめいたタイトルになってますが、これは、ちょっと「オーバーじゃないか?」と見終われば思うのではないでしょうか?

「Darkest Hour」は、英語では「夜明け前の一番暗い時」とか「一番辛い時期」などの意味がありますが、見終わった感想としては、むしろ、このタイトルの方が適切だったのでは?と思う次第ですね~。制度や国の違いからか、いまひとつよくわからないシーンもあったのですが、1人の人間が、とてつもなく大きなモノを背負って、それでも前を向いて着実に歩みを進める様……といった意味では、見応えのある物語だったと思いますよ、はい。映画館じゃなくて、密林プライムでしたけどねw


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