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映画「ジュディ 虹の彼方に」
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ジュディ 虹の彼方に ☆☆☆/☆☆☆☆☆
1939年のアメリカ映画「オズの魔法使い」に17歳で主演、その歌声で世界中で人気を博ししたアメリカの女優・ジュディ・ガーランド。1940~50年代のハリウッドを代表する存在の1人だった彼女ですが、47歳で急逝してしまいます。本作品では、その晩年の半年を描いた作品です。
wikiで見たところ、ジュディ・ガーランドってのは、ライザ・ミネリのお母さんなんですね。知らなかったわ(笑……という話を某所でしたら、ライザ・ミネリ自体が「だれ?それ?」だった……orz)
話としては、子役でブレークし、大スターになったものの、子どものころからのプレッシャーやら何やらで薬漬け、アル中、離婚……と人生ボロボロ、とまあ、「ハリウッドあるある」のてんこもりです。Showbizは文字どおり「Show」と「Business」なわけですので、見せ物としての華やかな部分と、ビジネスとしてのどす黒い部分が同居してます。
もちろん、観客には「華やかな部分」ばかりが向けられ(←当たり前っちゃ当たり前ですね。観客は「夢」にお金を払うのですから)、どす黒い部分は、タレント本人をいろいろと蝕みます。もちろん、全てのタレントがそれに押し潰されそうになっているわけではないでしょうが、まあ、本編の主人公・ジュディは、絵に描いたようにダメダメです。自らの自殺未遂を語っているシーンもあります
この作品は実話を元にしているそうですが、そんなわけで、芸能界的にはありきたりな話なので、ストーリーとしては、さほどに驚きはありません。全編を通じて、ジュディの不安な部分と申しましょうか、不安定な心理状態ともうしましょうか……それが、微妙にぶれ感のあるカメラアングルで映されます。主たる舞台がロンドンということで、スカッと抜けるような爽快感はなく、ひたすら陰鬱な画面が続きます
しかしながら、主演のレネー・セルウィガーは相当に凄かった。全編、自分で歌ったそうですが、まさに本人が乗り移ったかのような演技……っても、アタクシは本人のジュディ・ガーランドは、「オズの魔法使い」のドロシーぐらいしか知らないので、本当のところはよくわかりませんが、まあ、圧倒的でした
たぶん、本人もこんな感じだったんだろう……ってな仕上がりです
レネー・セルウィガーといえば……
あの一世を風靡した「ブリジット・ジョーンズ」ではありませんか!
クレジットを見た時に、「あれ?ブリジット・ジョーンズ(の女優)だよな?」とは思いましたが、本作品を見ている間は、「あれ?本当にこの人、ブリジット・ジョーンズの彼女???」と思うほどに別人に見えましたね。すごい女優さんですね~。まあ、ブリジット・ジョーンズの役を得るためには、13キロだか増量した、ってぐらいですが、ロバート・デ・ニーロみたいなもんですかね?
そんなわけで、映画を見終わった後の爽快感はまったくありませんし、ストーリー的にも陳腐ではありますが、レネー・セルウィガーの怪演が、どことなくココロの、あまり日頃意識のしていない隙間に、なんとなく居座ってしまうような感じで、思わず、自らの人生を振り返るでなく振り返ってみたくなるという、そんな映画であったかもしれませんね
This blog has written in Japanese almost all topics. I think this blog is also fun for non-Japanese speaker. So please translate this articles by using "Translate" that puts on the right side of this blog page and enjoy. Thank you for your coming.
Spoiler Alert!
wikiで見たところ、ジュディ・ガーランドってのは、ライザ・ミネリのお母さんなんですね。知らなかったわ(笑……という話を某所でしたら、ライザ・ミネリ自体が「だれ?それ?」だった……orz)
話としては、子役でブレークし、大スターになったものの、子どものころからのプレッシャーやら何やらで薬漬け、アル中、離婚……と人生ボロボロ、とまあ、「ハリウッドあるある」のてんこもりです。Showbizは文字どおり「Show」と「Business」なわけですので、見せ物としての華やかな部分と、ビジネスとしてのどす黒い部分が同居してます。
もちろん、観客には「華やかな部分」ばかりが向けられ(←当たり前っちゃ当たり前ですね。観客は「夢」にお金を払うのですから)、どす黒い部分は、タレント本人をいろいろと蝕みます。もちろん、全てのタレントがそれに押し潰されそうになっているわけではないでしょうが、まあ、本編の主人公・ジュディは、絵に描いたようにダメダメです。自らの自殺未遂を語っているシーンもあります
この作品は実話を元にしているそうですが、そんなわけで、芸能界的にはありきたりな話なので、ストーリーとしては、さほどに驚きはありません。全編を通じて、ジュディの不安な部分と申しましょうか、不安定な心理状態ともうしましょうか……それが、微妙にぶれ感のあるカメラアングルで映されます。主たる舞台がロンドンということで、スカッと抜けるような爽快感はなく、ひたすら陰鬱な画面が続きます
しかしながら、主演のレネー・セルウィガーは相当に凄かった。全編、自分で歌ったそうですが、まさに本人が乗り移ったかのような演技……っても、アタクシは本人のジュディ・ガーランドは、「オズの魔法使い」のドロシーぐらいしか知らないので、本当のところはよくわかりませんが、まあ、圧倒的でした
たぶん、本人もこんな感じだったんだろう……ってな仕上がりです
レネー・セルウィガーといえば……
あの一世を風靡した「ブリジット・ジョーンズ」ではありませんか!
クレジットを見た時に、「あれ?ブリジット・ジョーンズ(の女優)だよな?」とは思いましたが、本作品を見ている間は、「あれ?本当にこの人、ブリジット・ジョーンズの彼女???」と思うほどに別人に見えましたね。すごい女優さんですね~。まあ、ブリジット・ジョーンズの役を得るためには、13キロだか増量した、ってぐらいですが、ロバート・デ・ニーロみたいなもんですかね?
そんなわけで、映画を見終わった後の爽快感はまったくありませんし、ストーリー的にも陳腐ではありますが、レネー・セルウィガーの怪演が、どことなくココロの、あまり日頃意識のしていない隙間に、なんとなく居座ってしまうような感じで、思わず、自らの人生を振り返るでなく振り返ってみたくなるという、そんな映画であったかもしれませんね
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