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枝豆も「3分間待つのだぞ」

夏は枝豆が旬であります。まぁ、枝豆そのものは冷凍も効くんで、年がら年中あるといえばあるのですが、旬はやはり夏でしょう

山形県庄内地方には「だだちゃ豆」という枝豆があり、高級ブランド枝豆として有名です。庄内地方で枝豆(茶豆=だだちゃ豆)は広く栽培されていますが、「だだちゃ豆」を名乗れるのは、なんでも鶴岡市の一部の地区だけで、そこで栽培された枝豆以外は、「だだちゃ豆」とは言わないんだとか。

と、いうのも、枝豆の味は、土地に負うとことが大きいらしく、土があわないと、「だだちゃ豆」独特の風味や味わい、甘さが出ないんだそうです。なんだか「へ~~っ」て感じですね
 
しかしながら、この「だだちゃ豆」、庄内固有種ではないようです。江戸時代に新潟から庄内地方に伝わった茶豆が品種改良を経て今に至っているのだとか。確かに、新潟にはくろさき茶豆という、実に美味い枝豆がありますからねぇ……。
って、調べたら、この「くろさき茶豆」のルーツは、明治末期~大正初期に、黒崎村(当時)の娘が鶴岡に嫁いで、『白山だだちゃ豆』のタネを持ち帰ったこと……」とな(笑)
 
枝豆もループしてるんですなぁ
 
というわけで、スーパーで安くなった枝豆を買ってきたんですな。商品名は「庄内えだまめ」と書いてありました。鶴岡市内の生産のようですが、まあ、ブランド地区じゃなかった、ってことでしょうね
 
で、この「庄内えだまめ」、袋に茹で方が書いてあります。
①豆をザルでゴシゴシあらって毛を落とす
②たっぷりの湯をわかす
③湯に塩を入れ枝豆を茹でる
④再び沸騰してから約3分、ゆですぎもおししくありません!
⑤ザルにあげ塩をふる
 
3分間がおいしさのポイントである、と強調されてますね(笑)が……ここで大きな疑問!!
「約3分」とはどれぐらいの時間なんでしょうね?(笑)
 
……3分じゃん
 
じゃ、なくてーーー(笑)実感としては、2分50秒ぐらいから3分30秒ぐらい?、結構、受け取り方に個人差があるとは思うんですがねぇ(笑)茹ですぎ厳禁はわかるとして、この3分とは何秒なのか??(爆)
 
ん~~~
 
茹でたりなくて、歯ごたえがあり過ぎ……ナマ?ってのもナンですからねぇ……。難しいところです。なので、短い方ではなく、長い方で解釈。アタクシは3分20秒ぐらい茹でてみました。
ところどころ、ちょっと固かったけど、美味かったですわ。今度は3分40秒ぐらいにしてみましょう
 
それにしても、3分ってのは思いの外長いもんです。180秒ですな。時計をじっと見てるだけだと、結構、退屈です。やる気になれば、いろんなことが出来ます(爆)全力で走れば、人によっては1キロは行けます。飛行機なら40キロは飛んでます。
で、その「3分間」といえば、代表選手はウルトラマンとカップ麺……(笑)こんなんもありましたなぁ

そう考えると「3分間」とは、「昭和の時間」ってことですなぁ

【追記】枝豆のベストな時間、ついに会得しました!
 

【初出・2019/7/23】

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