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映画「トワイライト ささらさや」

トワイライト ささらさや ☆☆☆☆/☆☆☆☆☆

2014年の作品ですね。面白そうなので、映画館で見たかったのだけど、毎度のようにチャンスを逃し……だけに、今ではネットで、時には無料でやってくれる。実にありがたいですなぁ

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Spoiler Alert!

さて、主演……は新垣結衣、言わずとしれたガッキーです。で、相方が大泉洋です。このころもそうですし、いまもそうなんですが、大泉洋は、こういう、ちょっとふざけた役が似合いますな。うまいとか下手とか以前に、「探偵はBarにいる」とか、二枚目とかクールに近いような役はまるでダメですね。一方のがっきーはホント、若いのに上手な役者だと思いますね。特に、どんでもない不幸の中の健気さがよくに似合う(笑)

たまたま最近、ネットで、「空飛ぶ広報室」「逃げる恥だが役に立つ」「獣になれない私たち」「コード・ブルー」と、がっきーが主演するドラマを立て続けにみたのですが、ホント、作品ごとに、まったくの別人に見えるから凄い

がっきー、ホント、好きだわ~~(←オッサン、オッサン、落ち着け)

ただ、この作品に関していうなら、最後の方の「連れ去られた赤ん坊と病院で再会する」シーンに関しては、ちょっと???だったかも、ですね

つーのは、子どもが居なくなって、さんざんと探し回っていた母親だったら、子どもを見つけた瞬間は、それこそ全力で走ってて、看護婦なりから、奪い取るようにして抱きしめるのが、お腹を痛めて我が子を産んだ母親じゃないのかなぁ、と思ったので

そうは言っても、もちろん、アタクシは男なんで、そこいらの感覚はようわかりません。また、実際の感情の表現の仕方も、その人なりのキャラクターによるでしょうし……。まあ、あれはあれで演出なんだろうけど、アタクシには、ちょっと違和感だったかなぁ。

で、本編ですが……

周囲をベテランたちがしっかりと固めている映画ってのは、それだけで妙な安心感が伝わる、ってなもんです

特に、富司純子が大泉洋に乗り移られたシーンは、さすがに大ベテラン、巧いね~~と関心しましたわ。そうそう、乗り移りでいうなら、子どもが巧かったねぇ。まだ5~6歳にもならないだろう子役が、べらんめぇ調で、結構、長いシーンを情感たっぷりに演じてた。あの子は凄かったわ(笑)

え?もしかして、実はCGだった?

嫌な渡世だなぁ……

ちょっと気になったのは、街並みなどの映像が、なんていいましたっけ、絵画のように見える画像処理の仕方……忘れたけど。あれが多用されすぎていたのが、逆に、シーンを安っぽくみせていたような気もするってトコですかね

物語の流れから、結局はなんだかんだ言ってハッピーエンドになるのは当初から予想されていることではありますが、その予定調和に向けて、芸達者な連中がドラマをしっかり作って盛り上げて行く。鉄板な展開ではありましたが、なんとなく、人の心のほっこりとした部分にふんわりと触れられたみたいで、心温まる出来だったと思います。何となく、明日へのちょっとした活力をもらった気分でした……ので☆4つ。決してがっきーファンだからと、大海人皇子だったわけではありませんぜ、みなさん(笑)

改めて、がっきー、いいね!

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