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日本人は、どうして英語が話せないのか? ①
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アタクシ、ある夏に、突然、英語が話せるようになりました
いやいや、もちろん「努力はして」の話ですよ(笑)何もしてないでいきなり話せるようには、さすがになりませんがな(笑)ただ、端から見ると、何もしてなさそうだったのに突然「べらべら」喋れるようになった!! そう見えたんだそうです
で、実態はどうか?というと、そんなすごいもんじゃござんせん(笑)「日常会話は出来ますが、仕事までは微妙……」ってレベルかなぁ……
いや、ソレ、盛り過ぎだわ(爆)正確に言うと違うな~(笑)かなり違う(爆)
正確には、「日常会話において、聞き取れない・わからないが発生した時に聞き返すことが出来て、それに対する相手の答えがだいたいはわかるようになったので、突然であっても会話するには抵抗感がなくなった」といったところかな?(爆)
実は、アメリカの大学に通い出したんです、その頃。正確に言うと、大学の一歩手前の、例えるなら「予科」のようなモノですね(←ちっとも正確じゃねーじゃん)。
アメリカに留学した? いえいえ、日本国内です
あまり知られてないんですが……、日本国内の米軍基地には、アメリカの短大や大学、大学院があるんです。もちろん、基本的には基地内の米軍兵士や軍属、兵士の家族のためのものなんですが、日本人でも進学は可能なんですね。特に、青森県(県国際交流協会)は約30年前から、米軍三沢基地内にある「大学・大学院」への進学支援をしており、アタクシもそれを利用したというわけです
最初に話を聞いた時は、「へ~~~っ、そんなん、あるんだ~。でも、大変なんじゃね?無理だべ~~」と思ってました。ところが調べたら、卒業までこぎ着けた人は確かに少ないけれど、毎年、結構な人数の日本人が「入学」してたんですわ。「入学」自体のハードルはかなり低い(笑)5教科7科目とかの筆記試験はいらんのですな(笑)高校の卒業証明があって、TOEFLで、ある程度の点数を取ればそれでOK。特別な資格やスキルはいりません(笑)
アタクシにその「国内留学」を勧めてくれた人もその類いで、一時期通っていたそうで、果たして卒業したのかな?そこいらはちゃんと聞かなかったけど、基地内大学そのものが身近な存在で、「まあ、これもひとつのチャンスだから、やってみっ!」と、極めて気楽に背中を押されました、ってわけです
米軍三沢基地内には現在、大学(UMUC=University of Maryland University Collage )と大学院(Tory University) の2つがあります。昔は3大学2大学院だかあった、とも聞きますが、いまはこの二つです。
で、アタクシはまず、UMUCの Bridge Course に入ったんですな
Bridge Courseとは、英語を母国語としない人を対象にした、アメリカの大学の授業についていけるだけの英語力やレポートの書き方などを学ぶコースのことです。別段日本人向けのコースというわけではなく、米兵の家族などで、英語が大学レベルでない人も対象にしており、一時期は、トルコ系アメリカ人、ロシアドイツ系アメリカ人のクラスメートもいました
ちょっと待った!
アメリカ軍の兵士(&その家族)なのに、「英語が不自由……?」って、おかしくねえか???……そう思うのも、もっともです
が、実はそんなに珍しくないですね
アメリカ軍の場合、軍隊に志願して入隊して、何年だか何十年だかの年期が明ければ、永住権と年金がもらえるらしいです。さらに、軍隊に居る間は、この、大学進学のための費用やらだけじゃなく、歯の治療とか、レーシック手術とか、かなりの部分を軍が面倒見てくれるらしいので「いろいろプラスアルファのある就職先」として、軍隊ってのは十分アリなようなんですね(笑)
もちろん、何もしないで大学に行けるぐらい裕福であれば、下手すりゃ死ぬかもしれない「軍隊」に、最初から入ろう、なんて選択肢はそうそうないとは思いますが……
とはいえ、まあ、実際、別に外国を例にみるまでもなく、我が自衛隊への勧誘でも「自衛隊に入れば、除隊後も役に立つ資格がいろいろ取れる。しかも無料で!」というのは、昔から誘い文句ですよねぇ(笑)
「自衛隊に入ると、衣食住はタダでカネが貯められる上に、すぐ大型自動車免許や大型特殊免許が取れ、溶接だの電気工事だの資格も取れるので、やめても食いっぱぐれはないっ!」みたいな(爆)
もちろん、実際にイラクだ、アフガニスタンだのと、「ソコって、『紛争地』とかじゃなくて、ガチで『戦場』でしょ」という、文字通りの最前線に送られる可能性が極めて大な米軍と、仮に送られるにしても……もちろん、生命の危機に関する緊張感は同じかもしれないけど、それでも、腕に国連の腕章をして、一応、PKOという名の下で、ロクな武器も持たずに出かけていく自衛隊とでは…………でもソレだと、自衛隊の方がむしろヤバくないか?(笑)
まあ、そんなこんなで、正規コースに進学してからのクラスメートのアメリカ兵たちに出身地を聞くと、実は東南アジアだったり、中南米だったりと……結構、あちこちでしたね。あるいは、アメリカのド田舎か、都市の貧困エリア……
ま、そんなわけで、「入ったらサークル入って遊んで……」みたいな日本の大学生とはワケが違う。もちろん、軍隊の基地の中にある大学なんで、当たり前なんですが(笑)
で、米兵が、基地内の大学に通うための学費は基本的に軍が出してくれるんです。ある意味、福利厚生でもあるので、日本の「思いやり予算」とかも使われてるかもしれませんね、もしかすると。で、それはともかく、彼ら(普通の兵隊)にしてみれば、無事卒業して、大卒とか大学院卒とでもなれば、それこそ、泥水すすりながら最前線に行く必要がなくなるので、必死で勉強します。文字どおり「命がけ」です(笑)
とはいえ、これも結構な温度差があるそうで(爆)
友人になったUMUCの教授によると、一番勉強熱心で優秀な学生が多いのは海兵隊。次が陸軍で、海軍、空軍の順になるんだとか(爆)彼曰く、海軍と空軍から来てる学生はダメなのが多く、特に空軍の学生のダメさ、いい加減さは半端ないそうです(爆)
戦場との距離(X)と学生の勉学への熱意(Y)は反比例する
ってことなんですね(笑)面白いもんです……(この項、つづく)
#英語
#英会話
#アメリカの大学
#基地内大学
#UMUC
いやいや、もちろん「努力はして」の話ですよ(笑)何もしてないでいきなり話せるようには、さすがになりませんがな(笑)ただ、端から見ると、何もしてなさそうだったのに突然「べらべら」喋れるようになった!! そう見えたんだそうです
で、実態はどうか?というと、そんなすごいもんじゃござんせん(笑)「日常会話は出来ますが、仕事までは微妙……」ってレベルかなぁ……
いや、ソレ、盛り過ぎだわ(爆)正確に言うと違うな~(笑)かなり違う(爆)
正確には、「日常会話において、聞き取れない・わからないが発生した時に聞き返すことが出来て、それに対する相手の答えがだいたいはわかるようになったので、突然であっても会話するには抵抗感がなくなった」といったところかな?(爆)
実は、アメリカの大学に通い出したんです、その頃。正確に言うと、大学の一歩手前の、例えるなら「予科」のようなモノですね(←ちっとも正確じゃねーじゃん)。
アメリカに留学した? いえいえ、日本国内です
あまり知られてないんですが……、日本国内の米軍基地には、アメリカの短大や大学、大学院があるんです。もちろん、基本的には基地内の米軍兵士や軍属、兵士の家族のためのものなんですが、日本人でも進学は可能なんですね。特に、青森県(県国際交流協会)は約30年前から、米軍三沢基地内にある「大学・大学院」への進学支援をしており、アタクシもそれを利用したというわけです
最初に話を聞いた時は、「へ~~~っ、そんなん、あるんだ~。でも、大変なんじゃね?無理だべ~~」と思ってました。ところが調べたら、卒業までこぎ着けた人は確かに少ないけれど、毎年、結構な人数の日本人が「入学」してたんですわ。「入学」自体のハードルはかなり低い(笑)5教科7科目とかの筆記試験はいらんのですな(笑)高校の卒業証明があって、TOEFLで、ある程度の点数を取ればそれでOK。特別な資格やスキルはいりません(笑)
アタクシにその「国内留学」を勧めてくれた人もその類いで、一時期通っていたそうで、果たして卒業したのかな?そこいらはちゃんと聞かなかったけど、基地内大学そのものが身近な存在で、「まあ、これもひとつのチャンスだから、やってみっ!」と、極めて気楽に背中を押されました、ってわけです
米軍三沢基地内には現在、大学(UMUC=University of Maryland University Collage )と大学院(Tory University) の2つがあります。昔は3大学2大学院だかあった、とも聞きますが、いまはこの二つです。
で、アタクシはまず、UMUCの Bridge Course に入ったんですな
Bridge Courseとは、英語を母国語としない人を対象にした、アメリカの大学の授業についていけるだけの英語力やレポートの書き方などを学ぶコースのことです。別段日本人向けのコースというわけではなく、米兵の家族などで、英語が大学レベルでない人も対象にしており、一時期は、トルコ系アメリカ人、ロシアドイツ系アメリカ人のクラスメートもいました
ちょっと待った!
アメリカ軍の兵士(&その家族)なのに、「英語が不自由……?」って、おかしくねえか???……そう思うのも、もっともです
が、実はそんなに珍しくないですね
アメリカ軍の場合、軍隊に志願して入隊して、何年だか何十年だかの年期が明ければ、永住権と年金がもらえるらしいです。さらに、軍隊に居る間は、この、大学進学のための費用やらだけじゃなく、歯の治療とか、レーシック手術とか、かなりの部分を軍が面倒見てくれるらしいので「いろいろプラスアルファのある就職先」として、軍隊ってのは十分アリなようなんですね(笑)
もちろん、何もしないで大学に行けるぐらい裕福であれば、下手すりゃ死ぬかもしれない「軍隊」に、最初から入ろう、なんて選択肢はそうそうないとは思いますが……
とはいえ、まあ、実際、別に外国を例にみるまでもなく、我が自衛隊への勧誘でも「自衛隊に入れば、除隊後も役に立つ資格がいろいろ取れる。しかも無料で!」というのは、昔から誘い文句ですよねぇ(笑)
「自衛隊に入ると、衣食住はタダでカネが貯められる上に、すぐ大型自動車免許や大型特殊免許が取れ、溶接だの電気工事だの資格も取れるので、やめても食いっぱぐれはないっ!」みたいな(爆)
もちろん、実際にイラクだ、アフガニスタンだのと、「ソコって、『紛争地』とかじゃなくて、ガチで『戦場』でしょ」という、文字通りの最前線に送られる可能性が極めて大な米軍と、仮に送られるにしても……もちろん、生命の危機に関する緊張感は同じかもしれないけど、それでも、腕に国連の腕章をして、一応、PKOという名の下で、ロクな武器も持たずに出かけていく自衛隊とでは…………でもソレだと、自衛隊の方がむしろヤバくないか?(笑)
まあ、そんなこんなで、正規コースに進学してからのクラスメートのアメリカ兵たちに出身地を聞くと、実は東南アジアだったり、中南米だったりと……結構、あちこちでしたね。あるいは、アメリカのド田舎か、都市の貧困エリア……
ま、そんなわけで、「入ったらサークル入って遊んで……」みたいな日本の大学生とはワケが違う。もちろん、軍隊の基地の中にある大学なんで、当たり前なんですが(笑)
で、米兵が、基地内の大学に通うための学費は基本的に軍が出してくれるんです。ある意味、福利厚生でもあるので、日本の「思いやり予算」とかも使われてるかもしれませんね、もしかすると。で、それはともかく、彼ら(普通の兵隊)にしてみれば、無事卒業して、大卒とか大学院卒とでもなれば、それこそ、泥水すすりながら最前線に行く必要がなくなるので、必死で勉強します。文字どおり「命がけ」です(笑)
とはいえ、これも結構な温度差があるそうで(爆)
友人になったUMUCの教授によると、一番勉強熱心で優秀な学生が多いのは海兵隊。次が陸軍で、海軍、空軍の順になるんだとか(爆)彼曰く、海軍と空軍から来てる学生はダメなのが多く、特に空軍の学生のダメさ、いい加減さは半端ないそうです(爆)
戦場との距離(X)と学生の勉学への熱意(Y)は反比例する
ってことなんですね(笑)面白いもんです……(この項、つづく)
#英語
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