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映画「岳ーガクー」

岳ーガクー ☆☆☆/☆☆☆☆☆

2011年が公開です。原作は、石塚真一のマンガですね。北アルプスで山岳救助ボランティアをやっている島崎三歩(小栗旬)と、長野県警山岳遭難救助隊に配属されてきた巡査の椎名久美(長澤まさみ)が、数々の山岳遭難の現場を踏みながら、山の素晴らしさ、恐ろしさを経験して成長していく……ってな物語です?(笑)

……と、まあ、そないに聞いただけで、なんかストーリーが全体が容易に想像出来るような話ですね。はい、その通りです。一応☆3つ付けましたが、実際の印象は、2つ半下がる、といったところでしょうか?

雪山の映像なんかは、ホント綺麗ですよ。日本にもこんな美しい場所(山)があるんだねぇ~と感動すらします。とはいえ、撮影は大変だったことでしょうね

まあ、山はいいね~~~

しかしながら、どうにもこうにも、小栗旬の三歩が……なんだろうね、妙にナマ臭いとでもいうか、芝居がかってるというか(←まあ、これは映画ですから、すべてが芝居には違いないんですがね……)

こと、マンガ発の主人公は、萬屋の銀ちゃんからルパン三世、織田信長まで難なくこなしてしまう小栗旬ですが……この三歩は失敗でしたね~。原作(マンガ)の三歩にある、どこなく浮世離れした感や、いかにも「山男」といったような木訥さがまったく感じられず……まあ、なんんつーか……軽い!

もちろん、原作がマンガだからといって、その原作を知ってなければ映画化されたその本編を見てはいけない……などと言ってるわけではありませんが、そういうわけで、どうにもこうにも、小栗旬の醸し出す妙な軽さが、この「岳」の持つ、マンガに限らず、映画だけの話だとしても、その世界観にはそぐわないような気がしましたわ。ま、あくまでも個人的評価ですが

それにしても、登山。ブームですね~。中高年登山、やたら流行ってます。ウチの近所の鳥海山(標高2236メートル)でも、結構頻繁に山岳遭難が発生してますが、その遭難者は、大体が中高年ですね。「カラダが痛くて歩けない」と携帯電話から110番通報があり……最近、だいたいの山は、高かろうが低かろうが、余程山陰でもでもない限り、バリバリ携帯通じますからね……、「すわ、さては滑落でもして、ケガでもしたか??あるいは、加齢に伴う心疾患か???」などと、救助に県警がヘリコプターを飛ばし、さあ、無事に救出し、病院まで搬送してみたら……

実は、歩き疲れての筋肉痛だった……なんて、笑えない話もたま~に聞きます

鳥海山は、確かに、2000メートル前半級で、一部、五合目までは車で行ける便利さがあるとはいえ、所によっては万年雪が残るほどの山なんだから、きちんと装備を用意して、多少のトレーニングをした上で登ろうよ、と言いたいですね

ある友人(同い年)は、マンガの「岳」を読んでるウチに、山に登ってみたくなって、50代になってから?登山を始めました。最初はベテランとか経験者と登ってたのですが、クライマーズハイにでもなったのか?途中からは、周囲と日程が合わないと単独でも山に行くようになりましたね~。「八甲田山はウチの裏山だ」などと言って、最近では、尚更、手軽に気軽に行って、さらには、山中で単独キャンプなんぞもしたりしてもいますが……

八甲田山は、普通にクマ出んぞ~~(爆)マジで気ぃつけなはれや~~

山はどんなに低くても「絶対の安全・安心」はありません。ホントの話、いくらでも行方不明になれます。下手すれば死にますよ。そうなんです、山とは、元々、そういうモノ、そういう場所なのです、はい

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