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老い、追い、ヲイ!比べることにあまり意味はないですよ/勝手に「人生相談」……【徒然なるマンマミ~ア】

【相談者・50代・専業主婦】
 大学生と高校生の息子がいます。富裕層の多い住宅地に住んでいて、ママ友とはおしゃれできれいな人が多いです。私も美容や運動、ファッションには気を遣ってきました。おかげで10歳は若く見られます。息子が「友達にきれいなお母さんだねと言われた」とうれしそうに報告してきて、私もうれしくなりました。主人も息子と同じように思ってるはずです。でも、今後、老いていくのが怖いです。今はヒマがあれば鏡を見て、自分の顔をチェックしています。レーザーなどでこまめにシミやシワへの対策を施していますが、いずれは追いつかなくなるでしょう。年齢を重ねてもきれいに輝いている人はたくさんいます。私もそれが目標で、内面も磨いていくつもりです。しかし、やはり若い子の張りのある肌を羨ましく思います。今後の気の持ちようをご教示ください
【回答例】
 相談者さんは、所謂、「セレブ」に近い人なのかな?富裕層に囲まれて、自らを磨くことに、お金も時間も自由になる、そんな立場なんでしょうね

 まずは……
 いついかなる時も、女性はきれいでありたい……。そう思うものなのでしょう。「きれいと言われたい」「若いと言われたい」。まあ、女性に限った話ではないかもしれませんね。だいたいの人は、汚いモノよりは、綺麗なモノが好きですから、「外見を磨く・整える」ってのは、大事な社交スキルのひとつですね。出来る限りがんばっちゃうのも、悪いことではないと思いますよ

 で……
 身も蓋もない話ですが……生きてる限りは、年は取るもんです。「老いる」「経年劣化」は生きている限りは避けられないことです。まあ、お金や科学の力で多少「遅らせる」ことはできますが、時間だけは、みんな均等に過ぎていきます。ここに抗ってもしかたがないでしょう
 いろいろ努力をしているとのこと。vs若い子、ではなく、vs同世代もしくは近い世代、でいうなら、十分イケてるのでしょう?それだけじゃダメなんですか?
 まあ、ダメと思うから相談してんですよねぇwいつ、如何なる時も、向上心を忘れないってのは素晴らしいですねぇ。なかなか出来ることではありません。「継続は力なり」ですが、だからこそ「継続」こそが最も難しい。それなのに、自らを磨き続けることを疎かにしない姿は素晴らしいです

 とはいえ、大体のことにおいて、「誰かと自分を比べる」というのは、実は、大した意味がないんですよ。何故ならば、人間は一人一人、それぞれに違うからです。あの人に合うからといって、この人に合うとは限らない。だって、それが個性ってモンですから

 歳相応で自己ベストを更新していけばいいんじゃないですかね?そりゃあ確かに、「こぼれた水が玉になって弾いていくような」肌は、もうないかもしれませんが、たぶん、大人にしか持てない、しっとりとした肌は持ってると思いますよ

 まったくもって、いつの頃からか、日本では、とかく「若いこと」が「良いこと」のように語られていますねぇ。まあ、昔から「女房と畳は新しいに限る」なんても言いますが

 しかしながら、若い時は一瞬です。「永遠に美しく」はなれても、「永遠に若く」は、少なくとも生物学的には有り得ませんw

 そうそう、お悩みは「気の持ちよう」でしたねw

 これはもう「比べない・気にしない」しかないですw日本人は、横並びが大好きで、そのくせ、やたらと他人と比較したがりますが、「比べること」には大した意味はないんですよ。繰り返しになりますが
 「比べること」が役にたつのは、より上を目指すときぐらいです。その大体は物理的なモノの比較においてです。ココロ持ちは比較しても意味がありません。肌の見栄えはココロ持ちです

 そんな無駄な比較でストレス貯めると、むしろ、自慢の肌に悪いですよw



徒然なるまんまみ~あでその日暮らし
ふぐりに向いて
ココロにうつりゆくロクでもないことを
底浅く書き綴れば
あやしうヤツこそ
もの欲しグルメ

いにしへ人に曰く
事実は東スポよりも奇なり
人生は糾えるチョコレートボックスの如し、と……

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